2014年2月10日月曜日

100年前のビンテージな楽譜を作る ~コーヒー染め&蝋引き紙~

ピアノを弾いているとき、いまいち曲に入りこめない時がある。

楽譜を古い感じにできたら入り込みやすくなるかもなぁ、と思い、楽譜をコピーした紙にシャビー加工行った。
作り方もシンプルに。

コーヒー染め&蝋引きで100年前のビンテージな紙にします。


これが!!

















こうなる!!
















①コーヒー染め

プリントした楽譜の下塗り的工程。コーヒーに漬けて乾かす。

材料:
水300ml
コーヒーティースプーン山盛り5杯。

作り方:
下の感じで漬けてかわかす。
漬け時間は1分ほどで、紙がしっかりコーヒーを吸ったな~と思ったらOK。半日浸しても結果は変わりません。

そのまま乾かすとヨレっとした状態で乾きます。
コーヒー染めだけの場合は生乾きの状態で軽くアイロンを当てればピンとなります。

そのまま蝋引きする場合はヨレっとしたままで問題なし。


②蝋引き

コーヒー染めだけでも十分経年効果は出せるが、もっと風合いを出せる。
表面は少し艶っぽくなり、半透明で、少し固めの手触り。

紙に蝋を吸わせるので耐水性、耐油性にとっても優れています。

材料:
蝋(パラフィン、パラフィンワックスと呼ばれているもの。●●ハンズにもあります。)
クッキングシート
アイロン















作り方:
クッキングシートに紙と蝋を挟んでアイロンをかける。
溶けた蝋が紙に行きわたったら完成。取り出してピラピラしてたらすぐに固まります。

紙の上に蝋を置いて、クッキングシートで挟む
















アイロンは低~中、ドライでOK。
クッキングシートの上に置くとすぐに溶けだす。

















ちなみに:
下のように蝋が厚すぎると白くなってしまうことがある。
そんな時は新聞やいらない紙で挟んで再度アイロンをかければOK。
余分な蝋を吸いとってくれます。
よくある
















③完成

普通のコピー用紙が見事に変身しました~。


















色の濃淡はコーヒー染めの段階で調整する。
そして蝋引きで濃淡のバランスはそのままに全体を濃くするイメージ。
コーヒー染めの段階で端を濃くしておくとこんな感じになる。




















いやーしかし。
曲には入り込みやすくなったが、今度は楽譜が読みにくいというw


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